グループについて
グループ22社、国内外44拠点からなる白石グループについてご紹介します。ABOUT US
提供サービス
白石グループが提供するサービスをご紹介します。SOLUTION
白石のチカラ
白石グループだから実現できる、総合力が生み出す価値をご紹介します。CORE
長年培ってきたフィラーのノウハウを活かした開発を行い、配合から加工・成型・物性評価まで行っています。
白石中央研究所ではゴム用炭酸カルシウムや各種フィラー、添加剤の開発・評価を行っています。
炭酸カルシウムはゴム製品に求められる加工性、補強性、経済性などさまざまな性質の付与に貢献しています。経済性の面では、重質炭酸カルシウムを原料ゴムに練りこむことにより、ゴム製品の硬さを変化せず、原料コスト低減に寄与します。紡錘形の軽微性炭酸カルシウムはゴム生地に適度な柔らかさや平滑性を付与することができます。
また、200nm以下の微細炭酸カルシウムを用いることにより、ゴムに対して補強性を付与することもできます。通常、微細な粒子は互いに凝集し分散不良を生じますが、白石グループでは今まで培った表面処理技術により、炭酸カルシウム表面を有機物で処理することで分散不良を防ぎます。また大きさが20nmの活性化炭酸カルシウムにおいては、原料ゴムへの練り込み時間が長くなる傾向があるカーボンブラックやシリカなどに対して、その混入速度を速くし、分散性を改善することに役立ちます。
白石中央研究所ではバンバリーやロール、加熱プレス、各種物性試験機を所有しており、フィラーの開発だけでなく、配合から加工、成型、物性評価までを一貫して行いながら、新たなフィラー、添加剤の開発を行っています。
活性化炭酸カルシウム(粒子径20nm)の電子顕微鏡像
ゴム中におけるカーボンブラックの分散状態
ゴム練りの様子