ENTRY

ビーカーから工場へ
そして製品に。
この過程が
くせになる。

白石中央研究所 研究開発職

2017年 中途入社 | 大学院 物質・化学専攻

コレが私の推し業務!
技術グループからの依頼をもとに、炭酸カルシウムの新しい合成方法の研究開発をしています。
社内評価をクリアしたものについては、営業が得意先に提案し、実際の材料として採用していただけるよう働きかけます。
夕方に行う品質測定は、その日に合成した炭酸カルシウムの品質を測定し、実験がうまくいったかを検証する作業のことですが、思い通りにいくことはそうそうありません。
だからこそ、狙っていた結果が得られたときはとてもうれしく、モチベーションも上がります。

仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
みんなが気持ちよく、ストレスなく働ける職場を作りたいという思いがあるので、「忙しい」という理由だけで仕事を断らないようにしています。
仕事が詰まっていて難しい場合でも、納期を相談したり、優先順位を決めたりして、できるだけ対応するようにしています。
先ほども述べた通り、研究開発はなかなか思い通りに進まない仕事で、もどかしい思いをすることも多いのですが、家で子どもと遊んでいると仕事のことは忘れられますし、気持ちもリフレッシュできるので、今は良いバランスで仕事に向き合えていると思います。

これまでに最もやりがいを感じた仕事を教えてください!
現在進行形の案件ですが、ビーカースケールから実験を始めて徐々にスケールアップし、今は工場にプラントを作るところまで進んでいます。
プラントが完成し、製品の製造が始まるまで、気を緩めずしっかり関わっていきたいと思います。
私は学生時代、無機材料の合成研究をしていて、材料を作って評価して……というプロセスの面白さに惹かれ、この仕事に就きました。
その魅力は今も変わっていませんが、会社では実用化に向けて研究を進めているので、学生時代とはまた違った感覚で、面白さもやりがいも想像以上にありました。

育児休業を取得したときのことを教えてください!
男性社員が育児休業を取得した前例があったので、自分が取得することに迷いはなく、周囲の反応も特段変わったものはありませんでした。
仕事については、実験を早めに進めて事前にサンプルを作成し、休業期間(1か月)の間に社内評価に出すようにしておいたので、周囲への影響も最小限に抑えられたと思います。
育児休業を取得したことで、新生児期の育児の大変さが少しはわかった気がしますし、その時期に子どもと長い時間一緒にいられたことはとても貴重な経験になりました。
職場の理解も進んでいて、復帰後の今も、子どもの発熱など緊急時には休みが取れますし、時間休制度があって「今日は少しだけ早く帰ろう」ということも可能なので助かっています。

社員紹介一覧へ戻る