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自身の領域を広げ
設備保全のプロへ。

白石工業 製造職

2020年 中途入社 | 大学 生命環境学群

コレが私の推し業務!
どの業務も大切ですが、中でも特にこだわっているのが、キュービクル(変電設備)や分電盤、制御盤などを巡視・点検する電機設備の日常点検です。
電圧計や電流計の測定値を確かめたり、サーモグラフィカメラを使って異常(発熱)の有無を調べたり、時にはクランプを使って漏洩電流の計測を行うこともあります。
雪が降るような寒い日は、電動バルブが急激に冷やされて内部に結露が発生し、漏電につながることが多いので、雪の予報が出ると何かあるだろうなと覚悟して臨みます。
先日の大寒波では、稼働中のパイプラインが凍結・破裂し、1週間ほど生産が止まってしまう事態に陥りました。
苦い経験にはなりましたが、次に同じことが起こったときの対策づくりに役立てたいと思っています。

仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
規模の大きい工場で、古い設備も残っているので、それなりの頻度でトラブルが発生するのは仕方がないこと。
生産に影響のない軽微なトラブルがほとんどですが、先日の大寒波襲来の日のように、生産が止まってしまうような大きなトラブルもあります。
そうしたことが起こったときに大切なのが、決して焦らないこと。
特に電気は目に見えないため、迂闊な行動が大きな事故を引き起こしてしまうということになりかねません。
トラブルの原因をじっくり追究することで、応急処置的な対応ではなく、恒久的な対策を考え出すこともできますから、やはり焦らず対応することが大切なのです。

これまで経験した業務とこれから挑戦したいことを教えてください!
前職では高圧・特別高圧の受変電設備の保守・点検をしていました。
白石工業に入社し、初めて専任の電気主任技術者となり、高圧のみならず、低圧や計装の分野にも関わるようになりました。
最初はわからないことばかりで大変なところに来てしまったな……と思いましたが、一つひとつ理解していくうちにその面白さに気づき、今ではプラント設備の領域にまで見識を広げることができました。
今後は、電気系だけでなく、機械系の分野にも精通する保全のプロになりたいと思っています。

これまでに最もやりがいを感じた仕事を教えてください!
プラント設備を一から作ったことです。
フロー図やP&ID(配管計装図)などは同じ工務係の機械担当者が作成してくれましたが、電気に関わる分野はすべて私が担当することになり、初めてのことで苦労はしたものの、各種センサの選定や制御フローチャートの作成、アラームリストやインターロックリストの作成などを何とかやり遂げることができました。
そのプラント設備が正常に稼働しているのを見たときは、自分もここまでできるようになったか……と感慨深いものがありました。

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