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小さな気づきから
安全を「創る」

白石工業 製造職

2018年 中途入社 | 工業高校 機械科

コレが私の推し業務!
稼働中の設備については毎日、磁石による異物除去掃除作業や、設備に不具合がないかを確かめる点検作業を行っています。
異音や異臭から設備の不具合がわかることもあるので、五感をフルに使って早期発見に努めています。
機械に流れる電流はそれぞれ正常な数値が決まっており、負担がかかり数値を越えると、機械が止まってしまいます。
機械が止まったときには清掃、注油、点検を行い、必要であればベアリング(軸受け)等交換するようにしています。

仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
日々の生産作業の中で最も心がけていることは、やはり安全です。
工場には、転倒や転落、稼働している設備に巻き込まれるなど、さまざまな危険があるため、危険の予知や安全対策は欠かせません。
メンテナンスなど非定常作業の際も、焦らず、落ち着いて作業をすることを意識。危険だと感じた場所や作業があれば、会社に創意工夫提案を提出し、自ら取り組めそうなものについては自己改善で安全対策を実施することもあります。

これまで経験した業務とこれから挑戦したいことを教えてください!
炭酸カルシウムは、焼成→水化→化合→熟成→配合→脱水→乾燥→袋詰めという工程で作られ、当社では、焼成から配合までを前工程、脱水から袋詰めまでを後工程としています。
私は入社以来ずっと後工程を担当しており、脱水と乾燥の日常作業、メンテナンス、改善作業などに携わってきました。
最初はわからないことばかりでしたが、先輩方の指導のもと、一つずつ業務を習得し、昨年にはボイラー技士の資格も取得。
ボイラーの立ち上げや停止も担当できるようになりました。
土佐工場には、所属とは異なる工程の業務を理解するため、半年ほど別工程(私の場合は前工程)で働ける制度があるので、今後はそれにチャレンジして、製造工程全般をしっかり理解したいと思っています。

これまでに最もやりがいを感じた仕事を教えてください!
私がリーダーとして取り組んだQCサークル活動で、安全対策をテーマに昇降機を制作したことです。
土佐工場では、20kgほどの荷物を階段で運んでいたのですが、両手が塞がってしまうため、常々危険だと感じており、荷物を運ぶ昇降機を自ら設計・制作することにしたのです。
安全性と利便性を追求するため、何度も考え直し、やり直すなど、なかなか難しい取組ではありましたが、納得のいくものが完成したときには大きな達成感を味わうことができました。
重い荷物を昇降機で運べるようになったため、先輩方には安全面だけでなく、体力的にもラクになったと喜んでもらえて、自分でも良い仕事ができたと満足しています。

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