トップメッセージ株式会社白石中央研究所
炭酸カルシウムの新たな価値の創造に挑戦し続けます
白石グループは、煙道ガスを消石灰に吹き込んで炭酸カルシウムを製造する技術(炭酸ガス化合法)を確立して以来100年、炭酸カルシウムの新たな用途の製品群を送り出してきました。これらを研究開発と人材育成の面から支えているのが株式会社白石中央研究所です。
カルシウムは豊富に存在する元素であり、地球の長い歴史の中で人類をはじめ様々な生物の進化に育まれた安全性の高い資源であります。
株式会社白石中央研究所は、このカルシウム資源を炭酸カルシウムとして超微粒子、形状制御、表面改質、高純度、複合化などの基盤技術を開発し、様々な原料や材料に変換する研究を創業から続けています。
こうした研究は、ゴム、プラスチック、接着剤などに用いる高機能性フィラーや、食品の風味、食感を損ねない栄養強化剤として、炭酸カルシウムが皆様の暮らしに役立つ現在に繋がっています。
また、炭酸カルシウムのもう一つの原料でもあるCO₂にも着目し、CO₂の固定利用化に繋がる新技術の開発を進めています。安全安心な循環型社会への貢献を目指して、炭酸カルシウムの新たな価値の追求に挑戦し続けます。
そのために国内外の企業、大学、研究機関との共同研究も積極的に行っています。今後ともご厚誼のほど宜しくお願い申し上げます。
株式会社白石中央研究所
代表取締役所長 南里 泰徳