CORE 白石のチカラ

プロセス

求められた性状の炭酸カルシウムを得るために反応条件を最適化するべく日々研究を繰り返しています。

概要説明

合成炭酸カルシウムは工業的には炭酸ガス化合法により製造されます。
炭酸ガス化合法では以下の3つのステップを経ることで、形態制御された炭酸カルシウムを得ています。
焼成工程で発生したCO2を化合工程で利用する方法は「白石法」とも呼ばれ、白石工業・創業者の白石恒二が考案しました。
①焼成 CaCO₃ ➝ CaO + CO₂
②水化　CaO + H₂O ➝ Ca(OH)₂
③化合　Ca(OH)₂ + CO₂ ➝ CaCO₃ + H₂O
それぞれの工程で温度や時間などの条件を変えることで、粒子の形状や大きさが異なる炭酸カルシウムを製造することができます。
プロセスグループでは求められた性状の炭酸カルシウムを作るために、反応条件を最適化するべく日々研究に取り組んでいます。